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対象があいまいだと誰にも届かない!?「ターゲット」と「ペルソナ」を使いこなして販促効果UP!

WEB広告をうってみたけれど、十分な問合せにつながらない…。それは広告を「誰に」届けたいのかがあいまいだからかもしれません。こんにちは!ル・プロジェのプランニング担当のPスケです。みなさんは販促活動を行う際「ペルソナ」は設定していますか。「ペルソナ」とは元々はスイスの精神科医で心理学者のユングが提唱したもので「仮面」を意味する言葉。マーケティング用語としては商品やサービスを利用するユーザー像を指します。ところで「ターゲット」という言葉もありますよね。このふたつの違い、みなさんは分かっていますか。WEBプロモーションを行う上で欠かせない要素です。詳しくご説明します。

「ターゲット」は、顧客になってほしい、実在する集団。

まず「ターゲット」とは、住所や年齢、性別、職業や家族構成等の属性でセグメントした集団を指します。マーケティングの基本は選択と集中です。限られた資源を、競争力の高い市場を選定し、集中投下することで、成果の最大化を図ります。そのために、「首都圏在住、30代、男性」等、ターゲットを絞って、そこにリーチできるよう戦略を仕立てていくものです。商品特性はもちろん、市場の大小、競合の有無、自社の強みや弱み等のリアルな情報をもとにターゲットを選定していきます。

「ペルソナ」は架空でも、具体的な人物像を描く。

一方、「ペルソナ」は、ターゲットよりさらに詳しく具体的に特定の人物像を想定したものです。必ずしも実在する人物である必要はありません。名前、年齢、居住地、性別、職業、家族構成、学歴、年収、趣味、週末の過ごし方、好きなこと、悩み等を言語化していきます。インタビューやアンケート調査等を行えるのが理想ですが、難しい場合は、知人や友人といった特定の人物をイメージしながら設定してみましょう。「ペルソナ」を設定する過程で、市場やユーザーの嗜好等を調べることで、消費者の動向を深く理解でき、それを言語化することで関係者と意識を共有することができます。同じ目線でプロモーションに従事しやすくなるメリットもあります。

「ターゲット」と「ペルソナ」は両方設定すると効果的。

「ペルソナ」が近年設定されるようなった背景には、消費者のライフスタイルや価値観の多様化があります。モノがあふれ、インターネットが普及し、スマートフォンでSNS等のさまざまな情報に個々人の趣向で触れられる今日、従来の「ターゲット」という視点だけでは、消費者像をズレなく把握することが難しくなってきています。一方で、限られた資源の中で成果を最大化するには「ターゲット」という視点も欠かせないのが現実です。「ターゲット」と「ペルソナ」、両者の視点で、マーケティング活動を行うことが重要だと言えます。WEB広告を配信する時、どのようなメッセージが響くのか。ターゲットを設定した上で、より具体的な人物像を「ペルソナ」で思い描いて解像度を高めながら、プロモーション戦略やクリエイティブを考えることで、より効果的なPDCAサイクルを構築することが可能となります。

WEBプロモーションでもっと成果を出したいなら、ル・プロジェに気軽にご相談ください。

マーケティング戦略の重要な要素のひとつである「誰に」商品やサービスを届けるのか。御社は明確に定められているでしょうか。「ターゲット」と「ペルソナ」の両方を活用して解像度を高めることが効果的な施策につながります。また、それらは販促施策の結果を見て、絶えず更新していくことが求められます。販促活動で十分な結果が出ずにお困りなら、多くの経験を持つプロに相談するとさまざまな実績や考え方のもと、これまで気づけなかった課題が見つかるかもしれません。ル・プロジェには、これまで多くのお客様の期待にお応えしてきた販促活動に課する豊富な実績とノウハウがあります。ぜひお気軽にご相談ください。