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【2025年トレンド】集客できるホームページの考え方

近年様々なサービスがオンライン・クラウド化されています。
実際に営業手法も対面営業に加え、デジタルツールを活用した営業手法が多角化される中、自社のホームページ活用は一番有効な営業ツールです。しかし、ホームページをどのように活用すればよいか、その適切な方法の判断は未だに最適解が見つかりずらく、困難を極めます。

そこで、具体的なホームページの活用方法を当社が独自にインターネットの利用傾向に関する調査を行ない資料化いたしました。自社のホームページを活用した新規集客や、既存顧客へのサービス向上を進めていただく際にぜひお役立てください。
第2部として「集客できるホームページの考え方」を解説いたします。

実際にホームページを担当される方向けの資料になりますので、第1部と比較すると実務・作業が中心となります。
ホームページ担当者様にご利用いただけると幸いです。

目次



視点を変えて発信するだけで・・

結論からお伝えすると、企業が言いたいことからユーザーが求めていることに視点を変えて発信するだけで訪問者数がグンと増えます。つまり、主語を企業ではなくユーザー主語でコンテンツを考えることです。つまり、読み手を徹底的に意識することです。

こちらの図でご説明しましょう。会社名で検索するボリュームよりも知りたいことや解決したい答えを検索するユーザーのボリュームの方が断然多い訳です。

実務の方向け-具体的な作成方法-

では具体的に集客できるホームページ作成の手順をお伝えしていきます。

流れは以下となります。

1.ホームページに訪問する(だろう/させたい)ターゲットを決める

2.ユーザーが求めていることをリスト化してグルーピングする

3.ターゲットが求めているゴールを決める

4.ユーザーが求めていることリストをサイトマップにする

5.ゴールに向けて解決できるコンテンツを用意しテンプレートを作る

今回は建設業界を例にご説明差し上げます。

1.ホームページに訪問する(だろう/させたい)ターゲットを決める

人間が検索する意図は以下の4つに絞られるのでホームページで集客したい意図を洗い出します。(第1部おさらい

例えば建設業界の場合、

知りたい「ICT建機とは」

行きたい「群馬事業所 地図」

やってみたい「360度ドローン撮影」

買いたい「農機用オイルフィルター」

そして、以下の表を下に検索意図を洗い出しましょう。

洗い出しのやり方としてのコツをお伝えいたします。

①自社のホームページに訪問するユーザーを
・知りたい
・行きたい
・やってみたい
・買いたい(問い合わせしたい)
に分けます。

②自社のサービスや企業情報について検索しにくるキーワードを思いつく限り列挙します。

③検索しにくるユーザーがどのような立場なの記載します。

④検索するキーワード(何を)に対して、なぜ検索するのか根本的な理由を記載します。
これが「ユーザーの頭の中にある本当の意図」です。

2.ユーザーが求めていることをリスト化してグルーピングする

次に「何を」の列を任意のグループ名でまとめます。

以下のグルーピング例をご参考ください。

グループ名でのまとめ方は以下もご参考いただけます。

さらに、「なぜ」の列も任意のグループ名でまとめましょう。

この、「なぜ」の列はユーザーの頭の中にある本当の意図になるため新規集客に重要な集客キーワードです。

3.ターゲットが求めているゴールを決める

そして、「誰が」が成し得たいゴールを決めます。

4.ユーザーが求めていることリストをサイトマップにする

2で作成した表を90度回転させると、サイト全体のページ構成が一覧で把握できるサイトマップが完成します。

そして、俯瞰図で自社のコンテンツ一覧を確認します。上部の表を90度傾けると以下のようになります。赤背景部分は2階層目になりますね。

5.ゴールに向けて解決できるコンテンツを用意しテンプレートを作る

これはまさにユーザー視点での考え方です。何があれば訪問してきたユーザーに感謝されるかを優先してコンテンツを検討しましょう。

そして、こちらを下に各ページの構成を考えていきます。

以下は例になりますので順序をご参考ください。

まずはユーザーを集客できるコンテンツが重要です。そのためには企業目線でコンテンツを発信してはいけません。ホームページで新規集客するには以下の3点を意識しましょう。

「なぜ」検索するのかを言語化する

言語化されたキーワードのゴールを決める

ページ構成は感謝されることを意識する

次回は、第3部「企業ホームページを有効に活用するTIPS」について
ご案内いたします。

御社のホームページ活用にお役立ていただけることを願っております。

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