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無駄な出稿費を払わないために!ネット広告、3つのリスクを回避せよ!

こんにちは!ル・プロジェのプランニング担当のPスケです。コロナ禍により、ますますインターネット広告の需要が高まっています。リアル店舗への来店をともなわず、手元のスマートフォン等でアプローチできる一方、拡大するネット広告市場の影で、広告主に損害を与えかねない課題も生じています。今回はアドフラウド、ビューアビリティ、ブランドセーフティの3つの注意点をご紹介します。

そのクリック、実は悪質なプログラムの仕業!?「アドフラウド=広告詐欺」

「アドフラウド」とは、「アド(ad)=広告」の「フラウド(Fraud)=詐欺」、つまりは広告詐欺です。多くのネット広告は、広告が表示されたり、クリックされたりすることで料金が発生します。その表示やクリックを、ユーザー自身ではなく、不正に設定されたプログラムでカウントさせ、回数を水増しさせる事例が報告されています。広告主は実際にはユーザーが見ていない不正カウントされた分まで料金をだまし取られてしまうリスクが生じているのです。

見られていないのに課金される!?「ビューアビリティ=可視性」

また、実際にユーザーがアクセスしたページに広告が表示されたとしても、それがユーザーに視認されるとは限らないという課題もあります。例えば、ユーザーがアクセスした際、最初に表示されるファーストビュー以外に位置する広告は、下段へスクロールされない限りユーザーには見られません。それでも表示されたとカウントされ、課金の対象となってしまうことが大きな問題となりました。

不適切サイトに表示されてイメージダウン!?「ブランドセーフティ=ブランド保護」

さらに、ユーザーに見られたとしても、それが自社や商品のイメージにそぐわない不適切なページ上だとしたら、かえってブランドイメージを低下されかねません。ギャンブルや成人向け、暴力的なもの、思想的に偏りがあるもの等のページや投稿の近くに広告が表示されることを防ぎ、ブランドを守る「ブランドセーフティ」という取り組みも不可欠になっています。

量は大事。でも、“質”にもこだわったPDCAを重視すべし!

これらのリスクに対し、googleやFacebook等も、不適切なコンテンツに広告を表示しない仕組みづくりを強化しながら、不正なソフトウェアによる自動クリックを排除したり、広告面積の50%以上を1秒以上表示して初めて課金の対象としたり等の取り組みを進めています。しかし、不正やリスクも巧妙化しており、悪質業者とのいたちごっこが続いている状況です。そうした中、出稿側として重視すべきは、クリック数のみにとらわれるのではなく、認知や購買という本質的な成果指標に基づいたPDCAサイクルで定期的なチェックとメンテナンスです。株式会社ル・プロジェでは、ネット広告のこれらリスクを回避しながら、中長期的な視点で広告運用を行うことが可能です。コロナ禍でリアルな接触が難しい今、インターネットを通じたアプローチを、確かなノウハウを持つ広告会社へ、ぜひご相談ください。